2014年12月17日

今日は一日卒論やってました。書くことを舐めてるなと再認する一日でした。

SFはまあ読んでいて面白い。あんまコテコテのハードSFは読んでて疲れるから性に合わないけど、アシモフもクラークも科学的なエッセンスを物語調に噛み砕いてくれるから勉強になる。ただ、ダメだなあと思うのは思想をペダンチックに散りばめたはいいものの、だからどうしたと思わせるようなSF。押井守伊藤計劃も比較的好きな作家ではあるが、そういうとこは野暮だなあと思う。『サイコパス』なんかはみてないけど宣伝帯がハヤカワの本に巻き付いてるのをみるとゲンナリする。

2,3年前『ハーモニー』は生政治についてよく描けているから素晴らしいという評をツイッターで見かけたことがあった。その人はディストピアモノ読めばどんな作品でもいたく感動したことだろうなと今では思う。伊藤計劃の凄みってそういうとこじゃないだろう。そんな紋切り型の思想パズルで作品を評価しても、誰が読んだのかなんてどうでもいいことになってしまう。思想が大切なら、思想書を読めばいいわけだし。

そうなると文学ってひたすら具体的なものだなと思う。自戒も込めて。