2014年12月22日

8時頃起床。7時間半から7時間の睡眠が一日の調子がよくなるように思う。2限出席後にラーメンでも食いに行こうと思ってたけど、後輩に捕まり歓談。18時頃までベラベラと益体もないおしゃべりを続ける。

『猫のゆりかご』を読み終えた。相変わらずのヴォネガット節が「アイスナイン」のように染み渡ったのだが、「ボゴノン教」に感化されるわけでもなく、こんなに実験的な小説を書く人だったかな、とえらく感心。はじめのほうで世界の終りがほのめかされてたけど、本当に世界が終わっちゃうとは…。地下室でモナとふたりきりになる箇所はさながらセカイ系なのだが、モナがアイスナインを舐めて死んだあとに、ハニカー兄弟と出会ってもう少し物語が続くのはセカイ系作品にありがちなカタルシスの余韻とはまたちがったシニカルな(?)ユーモアがある。で、最後にボゴノン本人と出会うんだが…。そこはこの記事読んだ人が、実際に読んでみて笑えばいいかなと思う。そしてなによりこんな簡素な語り口で、まるでハニカー博士が児戯のごとくアイスナインを作ってしまったように、物語を組み立てていく手つきにこの”おはなし”の面白みがある。日本では村上春樹とか高橋源一郎橋本治につながっていくみたいだがそれはまた違う文脈のおはなし…。